開発用に購入した新型ThinkPad X1 Carbon Gen9に、到着して早々Ubuntu Linuxを入れてみました。
なぜUbuntuか、というところですが、あくまで開発用でゴリゴリ使いたいので、あまり余計なところで躓きたくなかったからです。
本当はManjaroやGentooを入れたいんですけどね。。
下調べ
まずはUbuntu公式のサポートハードウェア情報から確認。
https://certification.ubuntu.com/hardware/202102-28710
このThinkPadは、Ubuntuが公式に認定したサポートデバイスになっています。
Ubuntu 20.04で多くのパーツが正常に動くようです。
ただし、これはUbuntuプリインストール版が海外で発売している関係によるものと思われます。自分でUbuntuをインストールした場合の話とは異なる点は注意です。
また、私はLinuxを入れることを前提にしていたため、苦しみを生みそうな4Kディスプレイ・タッチディスプレイを避け、WWANも載せていません。このあたりもポイントです。
まずはLinuxをインストールする前に、上記サイトから動作が確認されているBIOSのバージョンを念のため確認します。
BIOSのアップデートはWindowsのままのほうがしやすいので。。
という表記でした。これより新しいBIOSにしておこうと決めます。
BISOアップデート
早速ThinkPadに初めて電源を入れます。
すぐに消す予定のWindowsの初回設定を適当にこなし、起動した後にCommercial VantageというLenovoのPC管理ソフトウェアを起動し、更新を確認します。
もともとのBISOのバージョンは1.23、更新確認をしたところBIOSのアップデートが引っ掛かりました。1.24にアップデートできるようです。
どっちでもいい気もしつつ、ポチってアップデートします。
Ubuntu 20.04をインストール
Ubuntuの公式サイトから、20.04のインストールメディアを作成し、普通にインストールします。
今回は余計なものを入れたくなかったので、日本語Remixではなく本家のものを使用しました。
ディスクはWindowsに戻る気はなかったので、既存のパーティションをすべてぶっ壊して入れ直しました。
ちなみにBIOSの設定は全くいじっていません。
想像以上に何もせず動く
とりあえず普通にインストールして起動してみましたが、全てがきれいに問題なく動きます。
指紋認証までも、Ubuntuのデフォルトで使用可能(ログイン時に使用)です。少し認識制度は低い気はしましたが。
音も問題なく出ますし、タッチパッド・トラックポイントも問題なし、画面も問題なし。
あまりにもあっけなくて驚きました。
その後、Ubuntuのカスタマイズを独自に行いましたが、必要なSoftwareをSnapやaptで入れたり、CapsLockのCtrl化やタッチパッド無効化など、ただの好みに基づくもので、基本的な部分はインストール時そのままで使えています。
というわけで、あまりお伝えする情報もないかなぁと思ったのですが、問題なくインストールできる、というのも貴重な情報かと思い、記事にしてみました。
なお、使い方やHWの構成によっては動かない部分もあるかもしれませんが、責任は取りかねますので悪しからず。。